2026年4月27日、岡山市北区にある古民家スペース 「素々長屋」 にて、整理収納ワークショップを開催しました。
今回のテーマは、「防災と整理収納について」時間は13時30分から16時まで。
整理収納の視点から、防災・備え・日々の暮らしについて学び合う、とても実践的で充実した時間となりました。
素々長屋で「防災と整理収納」をテーマに開催


今回のワークショップでは、
- 整理収納が防災につながる理由
- 災害時に安全を守る住まいづくり
- 日頃からできる備え
- 停電や断水時の暮らしの工夫
などを中心にお話ししました。
片付けは、見た目を整えるだけのものではありません。
「いざという時に命を守るための準備でもある」という視点で、参加者の皆さまと一緒に考える時間となりました。
実際の被災経験をもとにお伝えしました
今回は、私たち夫婦が実際に経験した災害についてもお話ししました。
- 新潟県中越地方の水害(2004年7月13日)
- 新潟県中越地震(2004年10月23日)
- 北海道胆振東部地震(2018年9月6日)による2日間の停電
被災を経験したからこそ感じた、
- 普段から備えることの大切さ
- モノが多い家で起こる危険
- 情報収集と早めの判断の重要性
- ライフライン停止時の不便さ
など、実体験を交えながらお伝えしました。
停電・断水・ガス停止時を想定した「お米の炊き方」実演




今回のワークショップでは、災害時を想定し、停電・断水・ガスが止まった場合でもできる、お米の炊き方について実演し、参加者の皆さまにも体験していただきました。
普段は当たり前に使えている電気・水道・ガスも、災害時には使えなくなる可能性があります。
そのような状況でも、
- 少ない水でできる工夫
- カセットコンロの活用
- ポリ袋や鍋を使った調理方法
- 温かい食事を確保する知恵
を知っておくことで、不安は大きく減ります。
参加者の皆さまからも、「実際に見ると分かりやすい」「やってみることが大事ですね」といった声をいただきました。
整理収納は命を守ることにもつながる
講座では、防災に役立つ考え方についてもお伝えしました。
ローリングストック法
普段使う食品や日用品を少し多めに備え、使った分だけ買い足していく方法です。
無理なく備蓄を続けられるため、非常時にも役立ちます。
正常性バイアス
「まだ大丈夫」「自分は大丈夫」と思い込み、避難が遅れてしまう心理状態です。
災害時には、この思い込みが大きな危険につながることがあります。
避難動線の確保
玄関や通路にモノが多いと、避難の妨げになります。
日頃から家の中を整えておくことが、非常時の安全確保につながります。
心あたたまるおもてなしの時間

講座の後には、主催者の 田中宮子さん が手作りされた、
- ヨモギ入りの蒸しケーキ
- 桜の塩漬け茶
をいただきました。
春を感じるやさしい味わいに、参加者の皆さまと会話も弾み、心和むひとときとなりました。
あたたかなおもてなしに、心より感謝申し上げます。
暮らしを整えることは、未来への備え
整理収納は、部屋をきれいにするためだけのものではありません。
日々の暮らしを快適にし、家族の安心を守り、もしもの時には命を守る力にもなります。
これからも、地域の皆さまと一緒に、暮らしに役立つ整理収納と防災の知恵をお届けしていきたいと思います。
ご参加くださった皆さま、主催の田中宮子さん、ありがとうございました。

